両国駅〜錦糸町駅間を歩いて満喫!JR「駅からハイキング」体験レポート(前編)
取材協力:墨田区・すみだフィルムコミッション
日に日にあたたかくなり、目覚めたら「今日は絶好のお散歩日和かも!」なんて思うことも多くなってきました。
そんな日におすすめなのが、JR東日本で開催されている「駅からハイキング」です。JR東日本の駅を出発点にして、テーマごとに選び抜かれたおすすめスポットを巡ることができるこの企画。
今回は、4月12日〜6月30日の期間中に無料で参加できる「葛飾北斎が愛したまち『すみだ』をめぐる」というコースを体験してきました。
※刀剣博物館、すみだ北斎美術館、たばこと塩の博物館の各館で入館割引等の特典があります。
両国駅からスタートし、錦糸町駅を歩いて目指すこのコースは、近隣在住でもこれまで知らなかったスポットが盛りだくさんです。
ここから、すみだのまちを再発見できた一日のことをお伝えしていきますね。
▶︎コースの詳細はこちらから
1 両国駅
まずはスタート地点となる両国駅に。
今回のコースに参加するには、まず両国駅に隣接している両国観光案内所でチェックインをする必要があります。
この日は観光案内所がオープンする10時よりも少し早めに到着したのですが、入口前にはすでに10人以上の行列が!早々に、人気企画であることを実感しました。
※両国観光案内所の施設は10時にオープン
2 両国観光案内所
両国観光案内所では、チェックインをして今回のコースMAPをもらうことができます。
その際、まずは「駅からハイキング」アプリをダウンロードし、今回の「葛飾北斎が愛したまち『すみだ』をめぐる」コースを選択。窓口の方に参加画面を見せればチェックイン完了です。
アプリのダウンロードはこちらから
両国観光案内所がある「-両国- 江戸NOREN」の広場中央には、大きな土俵をかたどったスペースが鎮座。相撲の地である両国らしさを感じられる空間になっているので、ここものぞいてみてから出発しましょう!
3 勝海舟生誕の地
両国駅周辺には、歴史を感じる跡地などがたくさん!ともすると見逃してしまいそうな場所も、今回はMAPがあるので安心です。
まずは住宅地の公園内にある「勝海舟生誕の地」へ。
勝海舟の生涯が分かる大きな壁面パネルのほか、椅子に座って勝海舟気分になれる(?)フォトスポットも。
4 芥川龍之介文学碑
勝海舟のお次は芥川龍之介の文学碑をチェック!
数々の名作を世に遺した芥川龍之介が幼少期を過ごしたこのエリア。文学碑には代表作のひとつである「杜子春」の一節が記されています。
5 吉良邸跡
そのすぐそばにある「吉良邸跡」も見どころ。
ここは、「忠臣蔵」で広く知られる赤穂義士の討入りがあった吉良上野介吉央の上屋敷跡です。
民家が立ち並ぶ場所となった今は、一角を公園として、かつて広大な屋敷であった歴史を伝える場所となっています。
6 回向院
見落としてしまいそうな史跡たちを巡ったあとは、両国といえばの「回向院(えこういん)」へ。
ここは、江戸史上最悪と言われる「明暦大火」によって犠牲となった人々を供養するために建てられた場所です。
大通り沿いにありながらも、緑に囲まれて、静謐な空気が流れていました。
7 旧安田庭園
今度は両国駅の反対側へ。ここは、東京都指定名勝にも選ばれている回遊式の日本庭園です。
大きな池を四季折々に色づく木々が取り囲み、喧騒を離れて落ち着いたひとときを過ごすことができる場所。スカイツリーを臨むこともでき、新旧のすみだのまちを感じられるスポットでした。
そんな旧安田庭園に隣接しているのが、次の目的地となる刀剣博物館です。
8 刀剣博物館
ここは、日本刀の文化を知り、実物を目で見て感じることができる博物館。
この日は、5月22日(日)まで開催中の「日本刀 多彩なる造形展」を堪能することができました。さまざまな時代の真剣がずらりと並んだ空間は圧巻です。
刀剣博物館の3階には屋上庭園も。
目の前に両国国技館や旧安田庭園を臨み、晴れた日は気持ちの良いひとやすみができそう。
後編はこちら
刀剣博物館 https://www.touken.or.jp/museum/
すみだ北斎美術館 https://hokusai-museum.jp
たばこと塩の博物館 https://www.tabashio.jp
(取材・執筆:山越栞)
開催期間 | 2022年4月12日〜6月30日 |
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アプリ | https://www.jreast.co.jp/ekihai/w_app.html |
WEB | https://www.jreast.co.jp/ekihai/index.aspx |
※本記事に掲載している情報は、2022年4月時点のものです
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