錦糸町発!ハロー!イースト東京 この街のだいすきなところ、またひとつ
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  • 墨田区江東橋

目にするたびに嬉しくなるような日用品を、手に届く価格で。『daily CLIP』の初出店

自分のお気に入りを集めて、居心地の良い空間で暮らしたい。


そんな日常に憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。でも、いざ叶えようとすると、どのアイテムもなかなか手が届きにくい…なんてことも。

そこで誕生したのが、アパレルブランド「studio CLIP」の新ブランド「daily CLIP(デイリークリップ)」。

昨年WEBストアで販売をスタートした「daily CLIP」ですが、2023年3月に初の実店舗として錦糸町テルミナ店がオープン。

さまざまな人たちの日常があるこの街で、「daily CLIP」はどんな風に生活を彩ってくれるのでしょうか?店頭にお邪魔して、あれこれ教えてもらいました。

細部まで考えられた「ちょうど良い」のバランスを、ぜひ知ってほしいです。

お家時間が重視される時代に「ふと、しあわせ」を

お店があるのは、錦糸町テルミナ地下一階の日用品や食料品店が並ぶフロア。出入り口から階段を降りていくと、すぐにdaily CLIPのサインとご対面。

お店を通り抜けると食料品エリアに続いています

早くも、ナチュラルな雑貨やドライフラワーが目に入り、心が踊り出します。あれもこれも手に取ってみたい気持ちを抑え、まずはお話を伺うことに。

広報担当の髙橋佳蓮さん

説明してくださったのは、daily CLIPを運営している株式会社アダストリアの髙橋さん。

そもそもdaily CLIPは、どんな背景から生まれたのでしょうか?

「めまぐるしい生活様式の変化を経てお家で過ごす時間が増えたことから、雑貨の需要が伸びたことがきっかけでした。元々はstudio CLIPでも雑貨の取り扱いはあったのですが、季節を彩るアイテムや機能性や使い勝手を重視した、ファミリー向けのものがメインでした。それよりも世代を超えて永く愛せるベーシックなデザイン、経年変化を楽しむことができる天然素材のアイテムを中心に商品展開をしていこうと誕生したのが、daily CLIPです」

daily CLIPのコンセプトは「ふと、しあわせ」。

一日は「ふとした瞬間」の連続だからこそ、なんでもないささやかな瞬間のしあわせな積み重ねを大事にしたいという思いが込められています。

「ここに書いてある“Styling your home by yourself”の言葉にも、daily CLIPがお届けしたい暮らしのイメージが込められています。これは、自分の好きなアイテムをお部屋にギュッと集めて、好きな空間を作っていくということ。今までは同じシリーズのアイテムを揃えて使うことを提案する生活雑貨ブランドが多かったなかで、daily CLIPのアイテムは、揃えていなくても不思議と統一感が出るようなバリエーションにしています。例えるなら、4人家族だから全部同じお皿にしなくちゃいけないということではなく、それぞれの個性を出しつつも全体がまとまるようになっているんです」

髙橋さんの言うように、daily CLIPの店内にはさまざまなアイテムが並んでいるにも関わらず、なんだか落ち着くような統一感があります。

そんな風に、お気に入りを選ぶだけで素敵なお部屋ができていく秘訣の背景には「5つのテーマ」がありました。

手に届く豊かな暮らしを叶えるために用意された「5つのテーマ」

「daily CLIPの商品展開は、『5つのテーマ』を用意しています」と、髙橋さん。

「いつも変わらずにお届けしたいテーマは、『一期一会の豆皿 』『わたしのかご暮らし 』『毎日うつわ市 』『ドライフラワーの花束』『寄りそうリネン 』。それぞれ天然素材を活かした商品を開発、買い付けしています」

リネンの生地や陶器、ラタン素材などのスタンダードな天然素材は、どんな年齢のどんな人にとっても馴染みやすく飽きにくいので、経年変化を楽しみながら長く使うことができます。

daily CLIPではそれらを分かりやすくまとめて提案することで、自然と統一感の出るナチュラルな暮らしを気軽に実現できるように工夫しているそう。

一期一会の豆皿:¥440(税込)

◾️一期一会の豆皿

静かな人。楽しい人。穏やかな人。
人それぞれ違うことが当たり前のように、
お皿たちの個性も楽しんで。

私のかご暮らし:¥880(税込)~¥3,300(税込)

◾️私のかご暮らし

あんなものも、こんなものも。
あんなところも、こんなところも。
自分だけのかご暮らしを楽しんで。

毎日うつわ市:¥330(税込)~¥1,500(税込)

◾️毎日うつわ市

大好きなうつわが並ぶと、
おうちごはんも、もっと嬉しい。
ほら、毎日が自分だけのうつわ市。

ドライフラワーの花束:¥330(税込)~ 店頭では無料でスワッグを作ってもらうこともできます。スタッフさんに気軽にお声がけを 

◾️ドライフラワーの花束

ずっと飾れるドライフラワーを、
両手いっぱいになるまで集めてみよう。
あの日、野原で積んだ花束のように。

寄りそうリネン:リネンルームシューズ ¥1,320(税込)

◾️寄りそうリネン

そばにいてくれると安心する。
いつのまにか、また抱きしめたくなる。
リネンはいつも、あなたの隣に。

スタッフの方が親切にアドバイスしてくれるのも嬉しい

また、アパレルブランドから生まれたdaily CLIPだからこその体験ができるのも、他にない強みです。

「daily CLIPの一号店である錦糸町テルミナのショップは、もともとはstudio CLIPの店長を務めていたスタッフが立候補してくれて、店長をしています。だから、一般的な雑貨店ではなかなかない『スタッフと相談しながらお買い物ができる』という体験もしやすいのが特徴。お客様とのコミュニケーションを大切にしてきたブランドならではのあり方が、他とはちょっと違う部分だと思います」

迷ったら、優しい店員さんに気軽に相談を

さらに、天然素材を使用しているのに手に届きやすい価格設定になっているのは、約180店舗を展開するstudio CLIPで培った生活雑貨の生産背景があるから。

「天然素材や手しごとの品は価格が高い」というイメージから理想の暮らしを諦めてしまっていた人たちも、自分が思い描く心地よい暮らしを叶えることができるはずです。

でも、そんなdaily CLIPの記念すべき一号店には、なぜ錦糸町の地が選ばれたのでしょうか?

幅広い層の人々の「日常」がある錦糸町の駅前で

「錦糸町テルミナさんでの初出店を決めたのは、駅前であること、東京都心部へのアクセスもよく、いろんな年代の人が行き交っていることが大きな理由です。daily CLIPという名前を覚えてもらうためにも、多くの人、幅広い層の方々が行き来するこの場所がピッタリだったんです」

daily CLIPでは、販売する際のメインターゲットをあえて定めていないそう。幅広い年代のお客様に手に取ってみてもらいたいという思いがあるからこそ、錦糸町テルミナを選んだのでした。

一期一会の豆皿:¥440(税込)  人気の豆皿は、ギフトにもおすすめ。一枚ずつ贈る人をイメージして選んでプレゼントに購入するお客様も

新旧の文化が混ざり合うイースト東京の暮らしは、古くから愛されてきた天然素材の日用品を、現代のおしゃれなライフスタイルに活かしていく感覚とも通ずるものがありそう。

背伸びをせずにdaily CLIPへふらりと立ち寄れば、お気に入りのアイテムが必ず見つかるはずです。

自分にも、ちょっとしたプレゼントにも。「あんな暮らしをしてみたいな」を叶える方法は、案外近くにあるのかもしれません。

素敵なHello!が、今日もあなたに訪れますように。

(取材・執筆:山越栞  撮影:花田友歌)

daily CLIP 錦糸町テルミナ店
住所東京都墨田区江東橋3-14-5錦糸町テルミナB1F  Google mapで見る
営業時間10:00~21:00
定休日無休 ※錦糸町テルミナに準ずる
TEL03−6659−5264
WEBhttps://www.dot-st.com/studioclip/?dispNo=001046
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