錦糸町発!ハロー!イースト東京 この街のだいすきなところ、またひとつ
体験
  • 墨田区亀沢

両国らしさを感じるお風呂のワンダーランド。江戸遊で過ごす大人のくつろぎ時間(後編)

ONとOFFを区切らない、次世代のワークスペース

また、江戸遊を語る上で忘れてはいけないのが、他にない独自のスペース「湯work(ゆワーク)」です。


お風呂×デスクワークの新感覚スペース

以前浴室だったスペースを、なんとワークスペースとしてリノベーション。湯船だった場所が作業スペースになっていたり、サウナだった場所が個室の会議室になっていたりと、元々の空間がいかされた作りになっています。


元湯船の中でパソコン作業
オンラインの打ち合わせは元サウナの個室が◎

電源もWi-Fiも完備されているのはもちろんのこと、数人で会議ができそうなホワイトボードや、ちょっとした仮眠にも使えるソファなど、現代にフィットする「ONとOFFを完全に区切らない」ワークスタイルを叶えられる設計に。

女性用フロアにはくつろげるインテリアも

コロナ禍でリモートワークという言葉が一般化するよりも前から、江戸遊では次世代を見つめ、仕事も遊びも江戸遊の中で両立できるような「大人の時間の過ごし方」を提案してきたのだそうです。

仕事に限らず、考え事をしながらパソコン作業をしたいときや、友達と話し合いながら作業をしたいときにもピッタリ。

頭がいっぱいになったらお風呂でリフレッシュ!なんて過ごし方もよさそうですね。

入浴文化の根付く両国の街で、ともに心地よい空間を


伺ったのは平日の午前中だったにも関わらず、開店と同時に何人ものお客様が来店してくるほどの人気でした。

途中リニューアルも経て、両国の地に江戸遊が誕生してから25年。

もともと入浴文化が根付いたこの街だからこそ、近隣からやってくる人々の入浴マナーもよく、観光客も含めてみんなが気持ちよく利用できる空気感ができあがっているそうです。


お相撲さん柄にラッピングされた自販機からも、両国愛が感じられます

両国の街になじみ、人々に健やかな楽しみを提供しようとしている温浴施設と、その場所を丁寧に利用する地域の人々。

たまにはこんな、大人のくつろぎ時間を過ごすご褒美を自分にあげてもいいのかも。

素敵なHello!が、今日もあなたに訪れますように。


(前編はこちら

(取材・執筆:山越栞  撮影:花田友歌)

両国湯屋 江戸遊
住所東京都墨田区亀沢1-5-8  Google mapで見る
営業時間10:00〜翌8:30
定休日年中無休
TEL03-3621-2611
WEBhttps://www.edoyu.com/ryougoku/
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※本記事に掲載している情報は、2023年12月時点のものです。

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